マンションに既設のユニット式の表札取付器具に、サイズ変更して制作した表札を取り付ける方法について

手づくり陶器表札とマンション表札のサイズについて

【表札ユニットと付属プレート】
マンション用表札は、多くの場合が表札取付用のユニット式の取付枠、取付器具が設置されています。
そのユニットに表札を取り付けます。
ユニットにはあらかじめ透明や白のプラスチック板や金属板が入っていますので、その板のサイズを測ります。
また、上下や左右の隠れる部分も出てきますので、隠れる部分も測ります。

ユニットに板が付属していない場合は、マンション管理会社等にお問い合わせください。
サイズを教えてくれたり、またはユニット付属の板を入手出来る事もあります。
マンション管理会社がサイズを把握していない場合は、実寸をご自身で測って頂く事になります。

また、ユニットのサイズを無視して、直接ユニットや扉などに覆い隠すように張り付けたりすることも出来ます。
ユニットにはめ込むか、覆い隠して貼るか、ご検討下さい。

【ユニット付属の板がある場合のサイズの測り方】

ユニット付属の板がある場合は、まず板のサイズを正確に測ります。
たて・よこ・厚みを測ります。

※【ご注意】紙のように薄いもののタイプで、かなり薄手のものしか入らないようなユニットの場合は、そのサイズでご注文頂いても表札の厚みの関係で表札ユニットに合わせた設置が出来ないので、ユニットに覆い隠して直接貼り付けるサイズでのオーダーをお勧めします。

次に、ユニットに板を挿し込んだ状態で、隠れている寸法を確認します。
測り方は、下記をご参考にしてください。

【表札ユニットの表示部分である窓枠のサイズの測り方と上下隠れ寸法部分の測り方】
付属の板をユニットに設置した状態で、ボールペンやマジックなどで枠に沿って線を引きます。線を引くときは板に対してペンを垂直にあてます。
板を取り出し、定規で隠れていた寸法を測ります。上下を間違わないようにご注意ください。

1.表示部分である窓枠の縦横サイズと 2.上下の隠れ寸法がある場合はオーダー時に「備考欄」にその2つのサイズをご記入ください。
例 1.表示部分である窓枠の縦横サイズ=30×150mm
2.上下の隠れ寸法を含めた全体サイズ=40×150mm
上の隠れ寸法 3×150mm
下の隠れ寸法7×150mm

【ユニット付属の板がない場合】

ユニット付属のプレートがない場合は、ご自分でサイズを測っていただきます。
取り付け方法にはいくつか種類がありますので、ユニットに合った測り方をしてください。
間違ったサイズでご注文されましても、ご返金や再加工は出来ませんので、くれぐれも正確に測っていただくようお願いします。
意外と計測の間違えがあります。目盛りの読み違え、思い違いが原因です。
3度測りをおすすめします。
また、見えている枠を測っていただいて、その枠内に収まるように製作する事も可能です。
その場合は、枠にぴったり収まるサイズではなく、各辺2mm~2.5mm小さくしたサイズで制作となります。
※手作りの陶器表札のため、粘土で成形するサイズから約83.9~89.9%(中央値86.9%)と±3%の収縮率誤差がどうしても発生いたします。
※サイズの測り方のお問い合わせは各ユニットのメーカーにお願いします。
当店にお問い合わせいただいても,ユニット図面がない事や資料がないことが多く、お答えいたしかねます。

【代表的な表札ユニットの設置形式に基づく制作例と取付方法】

現状 陶器表札制作 取り付け図 説明文
●挿し込み(スライド)式 【覆い隠し貼り】
表札・プレート取外し不可

プレートの表示有効サイズより大きく作れます(左上)。
サイズに多少の誤差が出ても取付け可能です。
~取付け方法~
①プレートをホルダーから取り外します。
②推奨接着剤ではめ込みプレートにアルポリック板を接着します。
?表札に付属のスポンジ両面テープを補助用に貼り、接着剤を塗って表札とアルポリック板を接着します。(①、②はどちらが先でも構いません)
④完全に接着後、プレートホルダーに差し込みます。

●落とし込み式
【Aー覆い隠し貼り】
表札・プレート取外し不可

プレートの表示有効サイズより大きく作れます(左)。サイズに多少±の誤差が出ても取付け可能です。
~取付け方法~
1.推奨接着剤ではめ込み
プレートにアルポリック板を接着。
2.表札裏面に付属のスポンジ
両面テープを補助用に貼り、
接着剤で表札とアルポリック板を接着。
3.完全に接着剤が乾燥後、
プレートホルダーにはめ込みます。
?
【Bー貼付け後はめ込み】
表札・プレート取外し可
直貼りタイプ

表札をプレートより小さめ(表示有効サイズ(左))に制作しますので、取り外しが可能です。
表示有効サイズをお知らせ下さい。
タテヨコ各5㎜小さいサイズで制作します。
~取付け方法~
①表札裏面に付属のスポンジ
両面テープを補助用に貼り、推奨接着剤ではめ込み
プレートに表札を接着。
②完全に接着剤が乾燥後、①をプレートホルダーにはめ込みます。

●マグネット式表札ユニット
右図のように既設の表札用のユニットが
A 鉄板やSUS430(ステンレス430)のように磁石にくっつく素材でできている 
B 磁石が内蔵されているタイプ
の2パターンがあります。

A 表札本体にマグネットを接着したものをお届けします。
B 表札本体にステンレス430(SUS430)を接着したものをお届けします。

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